« 狂喜乱舞 | トップページ | ケドルセ・コロナ »

2007年6月 7日 (木)

シガーの話

先日Lampで竹川さんにお会いしたことはご報告しましたが、今回はその続きです。
私のブログでよく出てくるお名前ですが、一応説明しますと京都のたばこ屋さんです。ただの町のたばこ屋さんではありません。Lampへシガーを供給している、天下無敵のたばこ屋さんです。

竹川さんはご自分を表して「猟師(狩人)」だとおっしゃいます。そして店主の中山さんは、自分が仕留めた獲物を料理する「料理人」であると。
シガーを買い付ける=品物を輸入する、と考えると大変妙な言い回しに聞こえますが、もし良いものを選び出して手に入れようとすることだとすれば、猟師に近いと言えると思います。
単純に伝票を廻しているだけでは、良いものは手に入らないと言う事です。シガーを工業製品と見れば、どれも同じで品質も変わらないと思うかもしれません。でもたばこの葉という天然のものを扱う以上、品質の違いはどうしてもあります。酒でもたばこでも、天然のものが原料になっていれば、まったく同じものを作る事は不可能なのです。後は人間の技術と天の恵みで、できるだけ同じようにするだけです。
ちょっと話が外れましたが、いくつもある努力と偶然の中から「これ!」というものを見いだす能力、これは嗅覚に近いかもしれません。そしてこれは特別な才能であると私は思います。
特に香りが外に流れ出している訳でもないのに、まるで香りに誘われるように店に誘われることはありませんか?特別な嗅覚は、一瞬の閃きに近く理屈ではありません。ですから説明するのは大変難しいことです。
私は猟師も料理人も同じように嗅覚に特別な才能を持っていると考えます。
そういったことからすれば、竹川さんと中山さんの出会いも理屈ではないと思います。

|

« 狂喜乱舞 | トップページ | ケドルセ・コロナ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/166541/15348987

この記事へのトラックバック一覧です: シガーの話:

« 狂喜乱舞 | トップページ | ケドルセ・コロナ »